宜野湾市　又吉三線屋の初期作品になります。時期的に絶頂期の銘苅春政先生の真壁型を参考にされた作品でチラも美しく、虹の輪などの細部や曲線の取り方などの随所に計算された細かい作りへの拘りが見えます。棹材は縞黒檀。氏の作品の材料への拘りはご存知の通りで昭和後期の最高の良材かと思います。胴はクサビ打ちでの両面本張りになります。心に名入れはございませんが、宜野湾又吉作島袋等の文字が見られます。私が三線店より購入時、当時沖縄市にあった棚原三線店で販売された作品と説明を受けました。氏の作品は高額ですが、今回はコレクション整理の為に金額を抑えてあくまでも中古である事をご理解され大事にして下さる方へお譲りします。出品は本体のみで送料込みになります。よろしくお願いいたします。